Olympus PEN E-P1 で動画を撮り比べてみた

 昨年の秋に、NikonD90CanonEOS 5D Mark IIが出て以来、レンズ交換式のデジタルカメラでもHD動画を撮影できる機能が搭載されるようになってきましたね。
 E-P1にも当然のように搭載されていて、正直動画など撮り慣れていない者としては使いどころを掴みきれずにいるのですが、まずはどんな映りをするのかを確かめてみようと、アートフィルターなども使いつつ撮影してみました。
 例によって、作品性のない物ですが、参考にしていただければ幸いです。

プログラムオート

カメラを固定して撮影

カメラをパンさせながら撮影

アートフィルター

ファンタジックフォーカス

デイドリーム

ライトトーン

トイフォト


試し撮りを終えて

 今回の試し撮りでは、アートフィルターによるフレームレートの変化を見比べるために、動きの速い電車を被写体としてみました。また、動画撮影中はフォーカスが固定されるために、絞り込んでパンフォーカス気味に撮っています。
 アートフィルターをかけた動画はどれも面白い映りになっていますが、いずれも被写体を選びますね。特にラフモノクロームとトイフォトは独特な風味が得られるだけに、もう少しフレームレートが欲しいところです。
 また、デジタルビデオカメラやコンパクトデジタルカメラよりも大きなセンサーを持っているので、絞りを開放すればボケみのある動画が撮れるのですが、マニュアルフォーカスのみではやはり撮れる被写体は限られるでしょう。
 E-P1に限らず、レンズ交換式デジタルカメラに於ける動画撮影機能は、まだまだ各社ともに試行錯誤をしている段階ですよね。ぜひとも、積極的に使用してメーカーにフィードバックし、次世代機の開発に活かしてもらいましょう。