Japan Leica Club Photo Exhibition Season 2 「ライカつれてこ」


 機材で縛りを設けた写真展というのはメーカー主催のコンテストでもない限り珍しいように思うが、それがプロ・アマ問わず多くの写真家に愛されるライカとなれば話は別なようだ。自分はライカのカメラを所有したことはおろか、実際に使ってみたことすらほとんどない。だがそんな人間でも、洗練されたレンズによる写りの良さや動作音の小ささによる扱い易さといった魅力にはとても惹かれたりする。

 ギャラリー・ルデコの2Fで開催中のJapan Leica Clubの皆さんによる2回目のグループ展「イカつれてこ」に展示されている作品は、そういったライカの長所を活かし、ネームバリューやブランドゆえに所有してるのではなく、道具としてのライカをきちんと使ってるんだなあと感じさせてくれるものばかりだ。
 メンバーの方々は写真歴の長い人が多いようで、機材を抜きにしても大変に質の高い作品が並べられており、とくに街中の何気ない光景を切り取ったスナップ写真などは見ていてとても勉強になった。ライカを使えば自分にもあのような写真が撮れるんだ、とは勘違いしないように気をつけねばならないが、タイトルにあるようにライカをつれて街を歩きながら写真を撮ることの楽しさがとても良く伝わってきたのであった。

写真展詳細

Japan Leica Club Photo Exhibition Season 2 「ライカつれてこ」

会期
2010年2月2日(火)〜2月7日(日)
時間
11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場
ギャラリー・ルデコ 2F (地図
メンバー(敬称略/キャプションの表記に準ずる)
baku_g (monodepot+) / chomechomen (timachrome) / 穂夏 (carrot&pumpkin) / 亀吉 (滲みレンズ/Bokeh lens) / msmt (めし日記 #3) / Neoribates (M8, M9 & R-D1 for Something I love...323) / noyan (noyan. 彷徨う魂の食べ物。 - Yahoo!ブログ) / Okimu (Okimu) / 六助 (彷徨の咆哮) / slackWorks (「1/fゆらぎ」で行こう・・・)