法政大学カメラ部 六月展


 ギャラリー・ルデコの2Fでは法政大学カメラ部の皆さんが六月展という展示を行っていた。
 それぞれ、学生らしい自由でありながら誠実さを感じさせる作品を展示されていて、柔軟でありながらも鋭い感性を羨ましいと思ったし、それらの写真を拝見することで自分にも良い刺激を与えられるような気がした。

 写真として特に目を引かれたのは、北川摩理さんの「少年」と題された作品。波打ち際で寝そべって遊ぶ子供の姿を、画面を丁寧に整理して捉えていた。
 「写真展に出展する」という点で言うと、勇亜梨沙さんと田伏雄登さんのお二人が構成力の高さを感じさせた。それぞれにコンセプトが明確で、それらが伝わる作品をきちんと撮っていた。
 そのほかの皆さんもそれぞれに世界観をしっかりと写真の中に作り上げていてとても感心する。社会人よりも若い人たちの方がこういった作品然としたものをしっかりと出展出来たりするのだなあ。

写真展詳細

法政大学カメラ部 六月展

会期
2010年6月22日(火)〜6月27日(日)
時間
11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場
ギャラリー・ルデコ 2F (地図

芝浦工業大学写真部 学外展


 ギャラリー・ルデコの6Fでは芝浦工業大学写真部の皆さんが学外展を行っていた。
 こちらもモノクロの作品が多く、安心してみることが出来た。

 目を惹いたのは川口聡太さんの流氷の写真。大伸ばしにしていることもあって迫力が素晴らしかった。

写真展詳細

芝浦工業大学写真部 学外展
会期
2010年6月15日(火)〜6月20日(日)
時間
11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場
ギャラリー・ルデコ 6F (地図

成蹊大学写真部 学外展


 ギャラリー・ルデコの3Fでは成蹊大学写真部の皆さんが学外展を行っていた。
 モノクロで撮って手焼きしてる人も多く、それぞれに味のある作品を展示されていた。

 なかでも、深谷紀元さんの「Alone」と題された一連の作品は、シンプルで丁寧にまとめられていてとても見やすかった。
 また、松村啓太郎さんの「道のり」という作品は、手焼きの感じがとても良くでていた用に思う。
 さらに、笠井亜由美さんの羅漢像を撮った作品も、シンプルでありながら故に被写体を力強く捉えていて良かった。

写真展詳細

成蹊大学写真部 学外展
会期
2010年6月15日(火)〜6月20日(日)
時間
11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場
ギャラリー・ルデコ 3F (地図

浅草橋 05〜08

 先日、倉敷や吉祥寺で出会いたいセフレの肌主催の暗室ワークショップで少し凝った手焼きを体験して以来、Lightroom上での焼き込みや覆い焼きといった作業が楽しくて仕方ない。

05

Asakusabashi 05

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H.H Labo グループ写真展 「Photrip」


 ギャラリー・ルデコの6FではH.H Laboのグループ展「Photrip」が開催されていた。
 以前自分も通っていた宮益坂下にある写真の学校・東京写真学園の修了生を中心としたグループのようで、今書きながら憶測するに"H.H"というのは日比野宏という不良写真家のイニシャルだろうと思う。

 印象に残ったのはMichealさんの浜辺で撮った男性のヌードポートレート。長髪の男性が波に打たれながら真っ裸で立っている、という以外は特にこれといって特別な事をしている写真ではないのだが、落ち着いた色使いのためもあってか強く目をひきつけられた。
 また、奥住健一さんのわざと暗めに撮られた風景写真も、シンプルでいながら独特の世界観を感じさせてくれるものでとても良かったと思う。

写真展詳細

H.H Labo グループ写真展 「Photrip」

会期
2010年5月25日(火)〜5月30日(日)
時間
11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場
ギャラリー・ルデコ 6F (地図
メンバー(順不同・敬称略)
秋山幸 / 大谷あずみ / 大場眞規子 / 奥住健一 / 北山博章 / 小林君予 / 藤森久美子 / 保坂美和子 / Micheal / 松本敦 / 細川栄子