法政大学カメラ部 六月展
ギャラリー・ルデコの2Fでは法政大学カメラ部の皆さんが六月展という展示を行っていた。
それぞれ、学生らしい自由でありながら誠実さを感じさせる作品を展示されていて、柔軟でありながらも鋭い感性を羨ましいと思ったし、それらの写真を拝見することで自分にも良い刺激を与えられるような気がした。
写真として特に目を引かれたのは、北川摩理さんの「少年」と題された作品。波打ち際で寝そべって遊ぶ子供の姿を、画面を丁寧に整理して捉えていた。
「写真展に出展する」という点で言うと、勇亜梨沙さんと田伏雄登さんのお二人が構成力の高さを感じさせた。それぞれにコンセプトが明確で、それらが伝わる作品をきちんと撮っていた。
そのほかの皆さんもそれぞれに世界観をしっかりと写真の中に作り上げていてとても感心する。社会人よりも若い人たちの方がこういった作品然としたものをしっかりと出展出来たりするのだなあ。